探偵神宮寺三郎 危険な二人 会話集 後編
会話集
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6章

  1. 6章


    洋子:せんせい!
    洋子:さっきから いたんですね!
    洋子:どうして おしえてくれないんですか!

    神宮寺:いや・・・・・・・・・・
    神宮寺:オレが いないほうが たかすぎは
    神宮寺:いろいろ はなしただろうから・・・・。

    洋子:・・・・・・・・・・

  2. タバコ吸う

    オレは タバコに ひをつけた。

    神宮寺:わからん・・・・・・・・・・
    神宮寺:なぜ いしばしは あんなに あっさりと
    神宮寺:オレを しゃくほうしたんだ?
    神宮寺:くまさんの おかげなのだろうか・・・・・・・・・・
    神宮寺:それに さっきの たかすぎだが・・・・・・・・・・
    神宮寺:あいつの いったことは
    神宮寺:ほんとうなのだろうか?
    神宮寺:アリバイが ない、となると あいつが
    神宮寺:もっとも あやしい・・・・・・・・・・
    神宮寺:ようこくんには わるいが ひとつ
    神宮寺:しらべてみる かちは ありそうだぞ。

  3. 聞く 洋子 高杉の事

    洋子:やっぱり、うたがうんですね・・・・・・・・・・
    洋子:でも しかたないですよね・・・・・・・・・・
    洋子:・・・・・・・・・・
    洋子:たかすぎさんは ていこくぶっさんで
    洋子:はたらいています・・・・・・・・・・
    洋子:あ、そうだ。
    洋子:これ、おおたにのしゃしんです。
    洋子:いしばしさんがくれました。

  4. 場所移動 明治組

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    豪造:なんだ?
    豪造:じけんのそうさか?
    豪造:どっちにしても おれは なにも
    豪造:しらねえが。

  5. 何か見せる 大谷の写真 豪造

    豪造:おめえ、こりゃ・・・・・・・・・・
    豪造:たしか こいつは こばやしぐみに
    豪造:いたような きがするがなあ、
    豪造:なまえは おもいだせねえな。

  6. 聞く 豪造 小林組の事

    豪造:うーん・・・・・・・・・・
    豪造:なにをやってんだか しらねえが
    豪造:ずいぶん けいきが よさそうだな。
    豪造:じむしょは ろっぽんぎにあるぜ。

  7. 場所移動 小林組

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    神宮寺:こばやしぐみだ。
    神宮寺:おっ! わかいおとこが いるぞ。
    神宮寺:したっぱのようだが・・・・・・・・・・
    神宮寺:なにか しってるだろうか。

    男:なんだ、おまえは!

  8. 脅す 男

    男:なんだよう・・・・・・・・・・
    男:いてててて
    男:やすおかさーん!
    男:たすけてー!

    安岡:なんだ、なさけないこえを
    安岡:だしやがって。

    男:こ、こいつが いきなり・・・・・・・・・・

    安岡:なんだ おまえは?

  9. 何か見せる 大谷の写真 安岡

    安岡:・・・・・・・・・・
    安岡:なんだ!?
    安岡:どうして おまえが そんなものを
    安岡:もっているんだ?
    安岡:なに?
    安岡:たんてい・・・・・・・・・・
    安岡:・・・・・・・・・・
    安岡:おまえが なぜ おおたにさんを
    安岡:さがしているのかはしらないが・・・・・・。
    安岡:もし、おおたにさんの いどころが
    安岡:わかったら おれにも おしえろ。
    安岡:いいな!

  10. 場所移動 帝国物産

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    受付:はい。
    受付:どのような ごようけんでしょうか?

  11. 呼ぶ 高杉

    受付:あの、たかすぎは おりませんが
    受付:じょうしの あおちが おあいしたいと
    受付:もうしております。
    受付:しょうしょう おまちください。

  12. 周り見る

    神宮寺:おっ、あおちか?

    青地:じんぐうじさんですね。
    青地:おはなしは たかすぎから
    青地:うかがっております。
    青地:わたしは あおちといいます。よろしく。

  13. 聞く 青地 高杉の事

    青地:たかすぎのアリバイなんですけどね。
    青地:けいさつが わたしの しょうげんを
    青地:しんようして くれたらしいのです。
    青地:あのレースのひ、わたしは たかすぎに
    青地:でんわしたんです。
    青地:もちろん かれは へやに いました。
    青地:たかすぎの みうちどうぜんの
    青地:わたしのいうことなんて だれも
    青地:しんようしてくれないと おもって
    青地:いたんですけどね。
    青地:いやー、いってみるもんですね。
    青地:もし だめだったら じんぐうじさんの
    青地:おちからを かりようと
    青地:かんがえていたんですよ。

  14. 聞く 青地 高杉の事

    青地:それに、たむらというひとが しんだ
    青地:よるの たかすぎの アリバイを
    青地:おぞね、というひとが しょうげん
    青地:してくれたそうです。

    神宮寺:おぞねか・・・・・・・・・・
    神宮寺:あいつの いうことなら
    神宮寺:しんようしても よさそうだな。

    青地:じんぐうじさん、すいませんが わたしは
    青地:これで しつれいします。
    青地:ごようがあれば いつでも よんで
    青地:ください。それでは。

  15. 場所移動 事務所

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    熊野:おお、ちょうどよかった。
    熊野:じつはな、にしむら みき、という
    熊野:おんなが、おかざきを ころしたと
    熊野:じしゅしてきたのだ。
    熊野:いま、いしばしくんが とりしらべを
    熊野:しているのだが、それが おわったら
    熊野:あえるように てはいしておくよ。
    熊野:わたしに できることは これくらいしか
    熊野:ないからな・・・・・・・・・・
    熊野:じゃ、いそぐんでな。 しっけい!

    洋子:せんせい・・・・・・・・・・

  16. 場所移動 警察署

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    神宮寺:さて、どうしようか。

  17. 周り見る

    神宮寺:おっ! あれは・・・・・・・・・・
    神宮寺:つかまきがいるぞ!

  18. 呼ぶ 塚巻

    塚巻:ああ、あんたか・・・・・・・・・・

  19. 聞く 塚巻 塚巻の事

    塚巻:おおたにのことでね、ちょっと。

  20. 聞く 塚巻 大谷の事

    塚巻:おおたには あのじけんのひから ずっと
    塚巻:とうきょうの ホテルにいたらしくてね。
    塚巻:そのホテルから わたしのところに
    塚巻:でんわがあったんだよ。
    塚巻:おおたにが ホテルだいを はらわずに
    塚巻:いなくなったってさ。
    塚巻:それで わたしは ぜんりょうな
    塚巻:しみんの ぎむとして けいさつに
    塚巻:つうほうしたわけだ。
    塚巻:ま、おかげで また あの いしばしと
    塚巻:あうことになっちまったけどね。

  21. 聞く 塚巻 ホテルの事

    塚巻:ホテル トキオだ。
    塚巻:さ、こんなところに ながいは むよう。
    塚巻:わたしは かえるよ。
    塚巻:もう にどと あうことも
    塚巻:ないだろうな。
    塚巻:それじゃ。

  22. 場所移動 ホテルトキオ

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    神宮寺:だれもいない・・・・・・・・・・

  23. 呼ぶ フロント

    フロント:・・・・・・・・・・
    フロント:なんだ?

  24. 聞く フロント どれか選択(どれでもいい)

    フロント:はなしてやらねえこともねえが・・・・・・・・・・
    フロント:いくら はらう?

    神宮寺:さて どうするかな。

    A 5せんえん
    B おどす

  25. A

    フロント:せけんの そうばは もうすこし
    フロント:たかいがな・・・・・・・・・・

    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:うーむ。 ・・・・・・・・・・

    A さらに 5せんえん!
    B おどす

  26. A

    フロント:もうすこし もらわねえと・・・・・・・・・・

    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:うーむ。 ・・・・・・・・・・

    A さらに 5せんえん!
    B おどす

  27. A

    フロント:せけんの そうばは もうすこし
    フロント:たかいがな・・・・・・・・・・

    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:うーむ。 ・・・・・・・・・・

    A さらに 5せんえん!
    B おどす

  28. A

    フロント:あと 5せんえん、どうだ?

    神宮寺:よし、あと 5せんえん だそう!
    神宮寺:いかん・・・・・・・・・・
    神宮寺:あと 1325えんしかない・・・・・・・・・・
    神宮寺:どうしよう・・・・・・・・・・

    A 1000えん
    B 325えん
    C あばれる

  29. B

    フロント:なんだよ、こんな こぜにもらったって、
    フロント:・・・・・・・・・・
    フロント:おっ・・・・・・・・・・
    フロント:おおっ!
    フロント:おい、みろよ! この 5えんだま!
    フロント:こりゃあ おまえ、ふるい5えんだまだ!
    フロント:あなが あいてないんだぜ。
    フロント:これ ほしかったんだ。
    フロント:おれ、5えんだまを あつめてるんだ。
    フロント:ごえんがありますように、ってな。
    フロント:ほら、この 5えんだまいがいは
    フロント:かえすよ。
    フロント:これだけ くれよな。
    フロント:さ、なにが ききたいんだ?

  30. 聞く フロント 大谷の事

    フロント:よし、はなしてやる。
    フロント:おれは しんぶんを よんでるから
    フロント:じけんには くわしいんだが・・・・・・・・・・
    フロント:おおたにが ここに きたのは レースの
    フロント:あったひの よるだ。
    フロント:そして、たむらってやつが しんだひが
    フロント:あっただろ?
    フロント:そのひの ひるまだぜ あいつが
    フロント:でてったのは、

    神宮寺:ん?
    神宮寺:たむらを むかえにいったのは おおたに、
    神宮寺:ということか・・・・・・・・・・

    フロント:おれは そうおもうがな。

  31. 聞く フロント 大谷の事

    フロント:それから おおたには でていった
    フロント:つぎのひ、あさはやく もどってきた。
    フロント:そして また でていった。
    フロント:すぐ もどるといっていたんだが
    フロント:もどりやしねえ。
    フロント:それで ツカマキのところへ でんわ
    フロント:したわけだ。
    フロント:ホテルだいを はらえってよ。
    フロント:こういうことは はやめに てを
    フロント:うったほうが いいからな。

  32. 聞く フロント 安岡の事

    フロント:・・・・・・・・・・
    フロント:きいたことのある なまえだ。
    フロント:えーとなあ・・・・・・・・・・

  33. 聞く フロント 気づいた事

    フロント:おもいだしたぜ。
    フロント:やすおかって おとこなあ・・・・・・・・・・
    フロント:そいつが いちど おおたにを
    フロント:たずねてきたな。
    フロント:おおたにが でていった あとだがな。

    神宮寺:ふーむ。
    神宮寺:やすおかも ほんとに おおたにの
    神宮寺:いばしょは しらないらしいな。

  34. 聞く フロント 大谷の事

    フロント:そうだ・・・・・・・・・・
    フロント:これは おれの けいけんから
    フロント:いうんだが・・・・・・・・・・
    フロント:おおたには やどちょうに きちんと
    フロント:ただしい なまえや じゅうしょ、
    フロント:れんらくさきを かいている。
    フロント:それでよ、あいつは ちゃんと ここに
    フロント:もどってくるつもりだったんじゃ
    フロント:ないかとおもうわけだ。

    神宮寺:つまり、おおたにも よそうしていなかった
    神宮寺:ことが おおたにのみに あった、
    神宮寺:ということか・・・・・・・・・・

  35. 場所移動 警察署

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    熊野:おお、じんぐうじくん。
    熊野:みきと はなせるから とりしらべしつへ
    熊野:いってくれ。 てばやくな。

  36. 場所移動 取調室

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    美樹:じんぐうじさんですね・・・・・・・・・・
    美樹:わたしのせいで ごめいわくを
    美樹:おかけしました・・・・・・・・・・

  37. 聞く 美樹 事件の事

    美樹:わたしは・・・・・・・・・・
    美樹:じけんそのものは よく わからない・・。
    美樹:たむらくんからは なにもきいては
    美樹:いませんでした。
    美樹:レースで じこがおこって それが
    美樹:おかざきさんではなく、たむらくんだと
    美樹:いうことがわかって・・・・・・・・・・
    美樹:ほんとうに おどろきました。
    美樹:・・・・・・・・・・
    美樹:たむらくんは どうなるのだろう、
    美樹:わたしは そればかり かんがえて
    美樹:いました。
    美樹:そんなところに おかざきさんから
    美樹:でんわがあったんです。
    美樹:たむらのことは なんとかするから
    美樹:あんしんしてくれ、って いいました。

  38. 聞く 美樹 事故の事

    美樹:たむらくんは じこで しんだのでは
    美樹:ありません!
    美樹:ころされたんです!
    美樹:おかざきさんが じこにみせかけて
    美樹:たむらくんを・・・・・・・・・・
    美樹:でも しょうこがなくて・・・・・・・・・・

  39. 聞く 美樹 美樹の事

    美樹:わたしは おかざきさんが
    美樹:ゆるせなかった・・・・・・・・・・
    美樹:にくみました・・・・・・・・・・
    美樹:そして わたしのてで ころそう、
    美樹:そうかんがえたんです。
    美樹:わたしの たむらくんの いのちを
    美樹:うばったんだもの。とうぜんの むくいだ
    美樹:と、おもいました。
    美樹:ほうちょうを もって いえを
    美樹:とびだしました・・・・・・・・・・
    美樹:でも あのひとが どこにいるのか
    美樹:わかりませんでした。
    美樹:それで いちども あったことは
    美樹:なかったけど、たむらくんから
    美樹:きいたことがある たかすぎというひとへ
    美樹:でんわしてみたんです。
    美樹:おかざきさんの いどころを
    美樹:しっているんじゃないかと おもって。
    美樹:そしたら・・・・・・・・・・
    美樹:でんわに でたのは おかざきさん
    美樹:ほんにんでした。
    美樹:わたしが なにをいっても あのひとは
    美樹:なにもしらない、ぼくは かんけいない、
    美樹:といいました。
    美樹:わたしは ますます あのひとが
    美樹:にくくなりました。
    美樹:そして わたしが あいたい、というと
    美樹:あの こうえんで まってるように
    美樹:いったのです。
    美樹:そして・・・・・・・・・・
    美樹:こうえんで・・・・・・・・・・
    美樹:ころしました・・・・・・・・・・

  40. 聞く 美樹 山本の事

    美樹:そういえば・・・・・・・・・・
    美樹:そのひとから たむらくんのところに
    美樹:てがみがきたことがありました。
    美樹:ずーっと まえのことですけど。
    美樹:ボンゾという みせで
    美樹:はたらきはじめたから いちど
    美樹:きてくれ、
    美樹:そんなことが かいてあったと
    美樹:おもいます。

  41. 場所移動 外に出る

    神宮寺:うーむ・・・・・・・・・・


    神宮寺:さて、どうしようか。

  42. 場所移動 事務所

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    洋子:おかえりなさい。
    洋子:どうでしたか?

  43. 周り見る

    神宮寺:お! そうだ!
    神宮寺:あれをつかえば ボンゾのばしょが
    神宮寺:わかるかもしれないぞ。

  44. 物調べる 電話帳

    神宮寺:おっ、ボンゾがのってるぞ。
    神宮寺:じゅうしょも のってるし
    神宮寺:でんわちょうは べんりだな。
    神宮寺:しかし ほんとうに ここなのだろうか?
    神宮寺:とにかく いってみるか。

  45. 場所移動 ボンゾ

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    バーテン:いらっしゃい!

    神宮寺:・・・・・・・・・・

    バーテン:えっ? やまもとのことで?

  46. 聞く バーテン 山本の事

    バーテン:やまもとはね、1ねんくらいまえに
    バーテン:しにましたよ。
    バーテン:びょうきでね。
    バーテン:ふしんなところは なかったですね。

  47. 聞く バーテン 山本の事

    バーテン:やまもとが しぬ 1しゅうかんくらい
    バーテン:まえにね、わたしに てがみをみせて
    バーテン:いったんですよ。
    バーテン:これは きょうはくじょうだ、ってね。
    バーテン:いまにしておもえば あれは おかざきに
    バーテン:あてたんでしょうね。
    バーテン:どんな ないようだったかは
    バーテン:しりませんけどね。

  48. 聞く バーテン 岡崎の事

    バーテン:けいさつにも はなしたけど・・・・・・・・・・
    バーテン:やまもとが しんでまもなく、
    バーテン:おかざきが ここにきてね、
    バーテン:やまもとのことを きいていきましたよ。
    バーテン:もちろん あたしは やまもとが
    バーテン:しんでしまったことを
    バーテン:おしえてやりましたけどね。
    バーテン:きっと きょうはくじょうを うけとって
    バーテン:びっくりして やってきたんでしょうね。

  49. 取る

    神宮寺:まだ ひるまだが・・・・・・・・・・
    神宮寺:なにか もらおうかな。
    神宮寺:さて・・・・・・・・・・

    A ビール
    B ブランデー
    C しょうちゅう
    D バーボン

  50. B

    神宮寺:やっぱり これだな・・・・・・・・・・
    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:うーむ・・・・・・・・・・
    神宮寺:さて・・・・・・・・・・
    神宮寺:やまもとは しんでいた。
    神宮寺:おかざきは それを しっていた。
    神宮寺:このじじつから なにがわかるか・・・・・・・・・・
    神宮寺:おかざきの ほんとうのもくてきが
    神宮寺:きょうこを ころすことだった、とすると
    神宮寺:つじつまが あうな・・・・・・・・・・
    神宮寺:きょうこを ホテルに よびよせるために
    神宮寺:じぶんを きょうはくしている やまもとを
    神宮寺:ころすつもりだ、と におわせた・・・・・・・・・・
    神宮寺:きょうこは それを やめさせようと
    神宮寺:ホテルに やってきた・・・・・・・・・・
    神宮寺:とするとだ・・・・・・・・・・
    神宮寺:リョウを うった おとこは おかざきでは
    神宮寺:ないことになるではないか!
    神宮寺:なぜならば・・・・だ。
    神宮寺:リョウを ころすことが もくてきなら
    神宮寺:きょうこを ホテルに よんだりはしない。
    神宮寺:レースちゅうに ホテルにいるところを
    神宮寺:みられては こまるからな。

  51. 場所移動 警察署

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    神宮寺:さて、どうしたものか・・・・・・・・・・

  52. 場所移動 どこか選択(どこでもいい)

    石橋:おい、たんてい。
    石橋:ちょっとした しんてんがあったんでな。
    石橋:おしえてやるぞ。

  53. 聞く 石橋 大谷の事

    石橋:おおたにの したいが みつかった。
    石橋:・・・・・・・・・・
    石橋:よそうしてただろ?

  54. 聞く 石橋 大谷の事

    石橋:とうきょうこうがいの やまのなかで
    石橋:どしゃくずれがあってな。
    石橋:ま、ぐうぜん はっけんされたわけだ。
    石橋:あきらかな たさつだ。
    石橋:しんでから もう なんにちも
    石橋:たっている。
    石橋:すずかで たむらが しんでいたときに
    石橋:のっていた くるまが あっただろ?
    石橋:あの くるまの もちぬしに
    石橋:おおたにのしゃしんを みせたらな、
    石橋:このおとこに まちがいない、
    石橋:そうだんげんしたんだ。

    神宮寺:やはり そうだったのか・・・・・・・・・・

    石橋:そのあとに ころされたらしいな。
    石橋:ま、あんたも いのちは たいせつに
    石橋:するんだな。
    石橋:じゃあな。

    神宮寺:うーむ。

  55. 場所移動 事務所

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    神宮寺:さて、どうしたものかな。
    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:ようこくんは いないようだが・・・・・・・・・・

  56. 周り見る

    神宮寺:ん? だれかがくるぞ。
    神宮寺:はいるぞ。

    熊野:おい、じんぐうじくん!
    熊野:おおたにが すでに ころされて・・・・・・、
    熊野:なんだ、しっていたのか。

  57. 聞く 熊野 大谷の事

    熊野:なあ、じんぐうじくん、
    熊野:あたりまえのことだが おおたにが
    熊野:ころされていた、ということは
    熊野:おおたにを ころしたやつが いると
    熊野:いうことだな?
    熊野:リョウくんを ころそうとしたおとこは
    熊野:ともかくとして、おおたにを ころした
    熊野:やつは あるていど めぼしがつくと
    熊野:おもうんだが・・・・・・・・・・

    神宮寺:それもそうだな。

  58. 聞く 熊野 高杉の事

    熊野:たかすぎか・・・・・・・・・・
    熊野:いや、あいつには とうきょうに
    熊野:もどってから ずっと びこうが
    熊野:ついていたからな。
    熊野:そんなことをしたら すぐに わかるよ。

    神宮寺:そうか、びこうが ついていたのか。

    熊野:うむ、きみにも ついていたんだ。

    神宮寺:えっ?

    熊野:うむ。そうでなければ あんなにはやく
    熊野:しゃくほうされたりしないよ。
    熊野:いしばしくんは すこしでも おおくの
    熊野:じょうほうが ほしかったんで
    熊野:じけんに かんけいしていそうな
    熊野:にんげんは みんな びこうをつけて
    熊野:およがせておいたんだ。
    熊野:ま、わるくおもわんでやってくれ。

  59. 聞く 熊野 青地の事

    熊野:たかすぎの かいしゃの じょうし?
    熊野:ああ、たかすぎのアリバイを しょうげん
    熊野:した おとこだな。
    熊野:なにか あやしいところでも
    熊野:あったのか?

  60. 聞く 熊野 安岡の事

    熊野:うむ。
    熊野:わたしの しるかぎり いちばん
    熊野:あやしいな。

    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:そういえば あの おとこについては
    神宮寺:ほとんど なにも わかっていなかったな。
    神宮寺:よし、あのおとこに くらいついてみるか。

    熊野:それじゃあ わたしは しつれいするよ。
    熊野:きをつけてな。

  61. 場所移動 小林組

    神宮寺:うーむ・・・・・・・・・・
    神宮寺:いってみるか。


    神宮寺:ん? いつもいる、るすばんの
    神宮寺:わかいおとこが いないようだな。

  62. 呼ぶ 男

    男:ああ、あんたか・・・・・・・・・・

  63. 聞く 男 安岡の事

    男:やすおかさん・・・・・・・・・・
    男:いや、しらないよ。

    神宮寺:ん? こいつ、なにか かくしてるな!

  64. 脅す 男

    男:いててて・・・・・・・・・・
    男:わ、わかったよ・・・・・・・・・・
    男:やすおかさんは、ていこくぶっさんへ
    男:いったよ。
    男:おおたにさんの したいが
    男:はっけんされたとかで・・・・・・・・・・
    男:あわてて でていったんだ。

    神宮寺:なんだと・・・・・・・・・・
    神宮寺:そのことと ていこくぶっさんが
    神宮寺:どう かんけいしてるんだ。

  65. 場所移動 帝国物産

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    受付:はい。
    受付:どのような ごようけんでしょうか?

  66. 聞く 受付 安岡の事

    受付:・・・・・・・・・・

  67. 場所移動 どこか選択(どこでもいい)

    神宮寺:うーむ・・・・・・・・・・

    受付:あの・・・・・・・・・・
    受付:じつは さっき やすおかというひとが
    受付:きたんです。
    受付:ぼうりょくだんふうのひとで・・・・・・・・・・
    受付:あおちさんを よびだして どこかへ
    受付:つれていって しまったんです。
    受付:あおちさん、だいじょうぶかしら・・・・。

  68. 場所移動 警察署

    神宮寺:・・・・・・・・・・


    石橋:ああ、たんていさんか・・・・・・・・・・

  69. 人調べる 石橋

    神宮寺:なにかいいたそうだな・・・・・・・・・・

  70. 人調べる 石橋

    石橋:じつはな・・・・・・・・・・
    石橋:こんかいの じけんにかんする そうさを
    石橋:すべて ちゅうしするように、という
    石橋:めいれいがでたんだ。
    石橋:どうやら どでかい あつりょくが
    石橋:けいさつに かかったらしいな。
    石橋:あつりょくが かかった・・・・・・・・・・
    石橋:どういういみか わかるか?
    石橋:つまり、じけんの かくしんに
    石橋:せまった、ということだ。
    石橋:おれは あつりょくに くっしたりは
    石橋:しない。
    石橋:クビかくごで そうさを つづけてやる。

    神宮寺:オレは ていこくぶっさんで
    神宮寺:きいたことを はなした。

    石橋:なに?
    石橋:やすおかが あおちを つれだした?
    石橋:なるほど・・・・・・・・・・
    石橋:これで だいたい じけんの ぜんぼうが
    石橋:わかるな・・・・・・・・・・
    石橋:よし、おれは いくぞ。

  71. 場所移動 どこか選択(どこでもいい)

    石橋:ちょっとまってくれ。
    石橋:あおちが なにやら あやしいってことは
    石橋:あおちの ことばは なにひとつ
    石橋:しんようできない、ということだ。
    石橋:あんたのことだ、もう、わかってる
    石橋:だろうが・・・・・・・・・・
    石橋:あんたの じょしゅさんに
    石橋:ちゅういしててくれよ。
    石橋:・・・・・・・・・・
    石橋:それから・・・・・・・・・・
    石橋:いままで いろいろと すまなかった。
    石橋:ゆるしてくれ・・・・・・・・・・
    石橋:じゃ、おれは いくからな。

  72. 場所移動 事務所

    神宮寺:・・・・・・・・・・

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